同居人の話〈続〉
私の同居人、Yさん。
クセの強い、Yさん。
続編いきます。
前記事はこちらから。
分かりやすくするために似ている著名人伝えよう。
(笑)
結構似てるよ。(笑)
話とイメージぴったりだと思うんだけど。
思い出したYさんとのエピソード。
私が越してきて割とすぐかな。みんなが集まっている時。
私が茶碗を棚から出すときに、重なっている茶碗の一番下から取ったの。
それは上にあるのは普段みんなが使っているやつだと思ったから。
そして下の方には同じ柄のがいくつかあっていかにもゲスト用に見えたから。
そしたら、
「みーさん、お茶碗にこだわりあるんだー!わざわざ下から取ってる!」
「あっ、いや。みなさんが使っているお茶碗がそれぞれあるのかなと思って…下の方は使っていいかなーと。」
「みんな特にこだわりないよね!?適当にみんな使ってるよーー」
「うん、何使っても平気だよー」
「あ、そうなんですね!分かりましたー!」
「うちらがこだわりあるのマグカップぐらいだよね?」
「あ、そうなんですか!?」
「んーそうでもないけどねー」
「私たちマグカップだけは自分のこだわりあるのよ。みーさんが使ってるそれ、Eさんのだよー。」
「え、すみません!」
「いや全然そんなことないよ。私は何使っても平気よ。」
「あの花柄のなら誰も使ってないと思うよ!」
「あ、分かりました!すみません!」
この会話で伝わるかは分からないが、オーナーのEさんや他の人は全く気にしてないのよ。
Yさんが勝手にルール化してる感じ。Yさん以外とても優しいのだ。みんな分かり切って何も言わない空気感を悟った。
これはいじめか?
新入りによくあるやつか?
自分の決まったルールとルーティンがあってそこに新しい人が来たからすごく文句言う人みたいな?
おめでとうございます。
しかし、朗報ございます!
ロックダウンのせいで共有スペースであるリビングルームに構えていたYさん、ついに本日から会社へ出社しました。
パチパチパチパチ
まじでめでたい。
まーーーーじでめでたい。
お陰様でいま一人でビール飲んでる。
朝からのんびりゆっくりリビングルーム使った。
朝ごはんに何食べたか気にされることもなく。
視線を感じることもなく。
先日はトイレットペーパーを補充してなくて怒られた。
でも、共用なんだからそれは君にも言えることじゃないか?
常に3個トイレのところに置いてあって、それは減ったら分かるわけだし気付いた人が補充しよう。
私が全く補充してないみたいに言うけどさー
「トイレットペーパーどこにあるか知ってるよね?」
だって。
知っとるわ!
気付いたら補充しとるわ!!
それ以降いつも私が補充してますが!
すみません、ちょっと熱が入りました。
ビールのせいかな。
他人と暮らすことの大変さを痛感しております。
友達に一緒に住もうと言われたけど、ここは安いし、日本の調味料たくさんあるしまだここにいる予定。
最近は逆にYさんに質問攻めしてみる実験をした。
今日は何作るんですか~?
それ何ですか~?
お仕事忙しいですか~?
美味しそう!すご~い!
褒め殺ししてみる技も身につけた。
Yさんはいい気分になった。
作っていた焼きおにぎりを一個くれた。(笑)
イージーかよ。
ロックダウンも終わったからYさんとの絡みも減ってくるのかな。
もしまたネタあれば。。