NZで人気観光都市の1つでもあるネルソン。
南島の1番上に位置してます。
海沿いの素敵な街。
オークランドにいる時にステイしていた家の人たちと2泊3日で行ってきました。
日本人40代のおばさま3名と共に。笑
すごく可愛がってくれてたから今回の旅も誘われた。
断る理由もなしにまだ行ったことないネルソンにわくわく。
全部手配してくれてたので支払うだけの楽チン旅。
飛行機でネルソンに飛んで、空港でレンタカーを借りて。
初日は日曜日。モツエカという小さな街でサンデーマーケットをやっているらしく腹ごしらえに。
全然期待していなかったら、結構規模の大きなマーケットで満足。屋台飯が美味しかった。
そして南島はチェリーの畑がたくさんあって、いままさにオンシーズン。
一袋買って食べてたらこれがまた旨い!!
イチゴを筆頭に、日本みたいに果物はすごい甘い訳じゃないから全く期待してなかったの。
そしたら激甘でした
最高。
永遠と食べ続けてた。
初日はタカカという水の綺麗な所をトレッキングして、
その後ワラリキビーチへ。
天気こそ良くなかったけどけど砂浜がずーっと続いてて、砂サラサラ。
晴れてたらなお綺麗だろうなぁというビーチでした。
気になる宿は家一軒まるごとレンタル。
部屋から見える景色。
素敵な部屋。
値段もお手頃でハッピー。
夜は買い出しして家でパーティー。
2日目は、エーベルタスマンという国立公園があってそこでカヤックをする予定。
メインイベントでめちゃくちゃ楽しみにしてた。
しかしなぜか予約していなくて行き当たりばったりで午後に行ったら、ツアーは午前で終了したと。。
任せっきりだったけどまさか予約してなかったとは泣
楽しみにしてたのに残念。。
予定変更でスプリットアップルロックという名所へ。
りんごが割れたような岩なんだけど、それはまさに桃太郎。
こちら。
パッカーン。
自然にできたらしい。
天気も良くて急遽泳ぐことに。笑
タオルすらビーチに持ってきてなかったけどファンキーなおばさん1人が入るというから若者の私も便乗せざるを得ない。
カヤックの予定だったから下に水着は着てた。
結果入って正解。
NZの海は冷たくて夏でも日本人は入りたがらないくらいなんだけど、入っちゃえば慣れるあるある。
暑いから後もすぐ乾くし。
ゴールデンベイという場所で砂がゴールドに輝いていてとても綺麗だった。
裸足でトレッキングコースを歩いて帰り、車でささっと着替えちゃうあたりかなりキウイ人に近付いてる私。
そして、カヤックがなくなったことで時間ができた私たちは長距離ドライブしてケーブルベイへ。
ここでの思い出が1番印象深いかも。
着いたときはちょうど晴れ間が見えてた。
海の色が美しい。
トレッキングコースがあって情報によると30分コースを登るとさらに景色がよく見える所に行けるとか。
しかしいざ歩き始めるとそれはそれは過酷だった。
まず入る所に「ここから先の安全は自己管理です。」と書いてある看板が。
少し歩いて気づく。
そこには道があるようでない。
普通にファームの中を羊、牛を避けながら歩いて登っていく。
暑いし、なめてたから誰も水も持たずにやってきた。
30分コースというのは絶対嘘で30分歩いてもまだ中腹あたり。
私はまだいいけどおばさんたち辛そう。笑
ゴールが見えないなか歩き続け、かなりの傾斜だしさすがに疲れてきた。
こういうトレッキングコースではポールが何メートルかおきに立っていてそれを目指して歩いていく。
頂上かと思ったポールに到着した。
しかし見えていなかった先にまだ山は続いていた。
もう引き返そうか、1人が言った。
かなり疲れてるし帰りは急斜面の下りでどれくらい時間かかるか分からないし…
1人は膝が悪いらしい。
でも私は唯一の若者。
そしていつここに戻ってこれるかも分からない僻地。
「ここで少し休んでてください。気になるんで頂上まで行って特に何も景色がなかったらすぐ戻ってきます!」
そう告げて駆け足で山を登る。
すぐそこで待ち構えている牛たち。
しかも子牛が一緒いる牛は凶暴になりがち。
しかしそこはファームステイで培ったスキル。
決して彼らを邪魔しないようにそっと脇を歩き進んでいく。
そして辿り着いた頂上。
一瞬言葉を失った。
その時の感情をすごく鮮明に記憶してる。
今まで見たことない景色。
圧巻、感動、恐怖が入り混じる。
断崖絶壁
少し落ち着いてから叫んだ。
「ちょっと!!これは、、!頑張ってここまで来た方がいいかもしれないです!!」
これはすごい!
でもみんな疲れてるし…
自信を持って絶対来て!とは言えなかった。笑
しかしみんなはこっちに向かって歩き始めた。
そして目の前に広がった景色がこちら。
写真で伝わり切らないのが悔しい。
火曜サスペンスに出て来そうな崖
きちんとしたフェンスがあるわけでもなく。
写真よりかなり絶壁感は強い。
みんなも感動したみたいで来て良かったー!との声。
若者連れてきてよかったわぁーと。笑
きっとあそこで戻っててもそれはそれでいい思い出だった。
その先の景色を誰も知る由がないから。
でも頂上まで辿り着いてあの景色を見れて本当によかった。
その後の帰り道がみんな大変だったことは言うまでもない。
私でさえ苦労した。
サンダルだったしブッシュが露で濡れててビショビショになるし滑るし。
結局全ての工程に1時間以上はかかった。
その日はぐっっっすり寝れました。
予定以上に長くなってしまったので次へ続く…